ここのところ、日増しに春らしくなっている浜松市です。
すでに、半袖の子供もちらほら見受けられるほどです。
さて、春といえば、心地よくてついつい眠くなってしまう季節ですが、
眼瞼下垂症を抱えておられる患者さんは、不眠でお困りの方が多くおられます。
・なかなか寝付けない(入眠困難)
・夜中に目覚めてしまう(中途覚醒)
・もっと寝ていたいのに目が覚めてしまう(早朝覚醒)
・眠った気がしない(熟眠障害)
・いくらでも眠っていられる(突発性過眠症)
なお、夜中トイレに目覚めてしまうのは、自分では寝ているつもりでも、体そのものが眠れていないために尿が作られてしまうからだそうです。
また、いくらでも眠っていられるのは、睡眠の質が低く熟睡できていないためだそうです。
ある患者さんは、「松尾先生の手術をした後、生まれて初めて”熟睡する”ということが分かった」と仰っていました。
眠るにはコツがあります。
1,横向きで、アゴを引いて丸くなって、
2,目玉を下のほうに向け(おへそのほうを見るようなイメージで)、
3,歯を食いしばらず、
4,唇(あかい皮膚のところ)からダラーーーーっと力を抜く。
目をつぶって、下を向いてみてください。なんだかリラックスできるかと思います。
目をつぶって、上を向いてみてください。なんだか興奮してきませんか。
睡眠はあちらからやって来ません。ご自身で眠れる状態を整えましょう。
まぶたと睡眠の関係について、ほんの一端をご紹介しました。